お知らせ

2021年01月01日
コラム

働く女性のキャリア心理学vol.11

“キャリアバリアに負けない”

キャリアを妨害するバリアはあなたの心の中に

職業上の成長を妨げる要因を “キャリアバリア” (キャリアの障害)といいます。能力不足、適正の欠如、経験や訓練の不足、性差別、家族の協力がないこと、家事や育児の負担などがキャリアバリアの例です。

ジェーン・スワンソンというキャリア心理学者の研究によると、女性は男性より多様なバリアがあると感じ、より強く妨げられると感じているようです。確かに、女性が働き続け、キャリアアップするためには、職場にも家庭にも社会にもバリアがたくさんあることを、私自身も実感しています。ただ、たくさんの働く女性にインタビューしてきた経験から言うと、多くの外的なバリアは工夫次第でどうにかなることが多いのです。むしろ、女性自身の心の中にあるバリアがクセモノです。「私には能力がないから」「女性は仕事に向いてないから」「家族に反対されるに決まっている」などなど。まずは自分自身が自分にバリアを作らずに、粘り強く目標に向かってチャレンジ続けてみてください。

あなたのキャリアバリアをチェックしましょう

  • 仕事に自信がない
  • 仕事に必要な能力が欠如していると感じる
  • 将来のライフスタイルに不安がある
  • 重要な他者が仕事を続けるのを認めない
  • 育児がキャリアの妨げになる
  • 仕事に関係する経験や訓練が不足していると思う
  • 職場に性差別がある
  • 仕事に必要な決断力が不足している
  • 配偶者や家族の協力が得られない
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