2020年03月01日
コラム
働く女性のキャリア心理学vol.1
“悩むときにだけ悩む”
悩んでばかりいるのはエネルギーの浪費、そのエネルギーを仕事にそそぎましょう
今回のシリーズでは、働く女性のパワーアップを目指し、キャリア心理学の内容を紹介していきます。
仕事に悩みはつきものですが、悩むという行為は人のエネルギーを消耗させ、人をひどく疲れさせます。ですから、できるだけ省エネで “悩むべきときにだけ悩む” ことをおすすめします。
では、“悩むべきとき”とは、いつでしょう。それは、“キャリアの節目”、たとえばキャリア選択やキャリアチェンジの前にあたります。その意味からすると、就職直後は悩むべきときではありません。「会社がイメージと違っていた」「仕事が向いていないかも」「希望の部署にいけなかった」などは、新入社員がよく口にする悩みですが、共通しているのは自分のこだわりと現実が合っていないということのようです。
やりたい仕事や夢があることはとても良いことですが、向き、不向きにこだわりすぎると自分の可能性をかえって狭めてしまいます。また、いろいろな部署を経験することは会社全体を知るチャンスなのです。ですから、新入社員の皆さんは、まずは与えられた仕事をこなすことで成長してください。
新入社員の悩み
- 会社がイメージと違っていた
- 仕事がむいていないかも
- 希望の部署にいけなかった
- 仕事についていけない
- わからないことがあっても聞けない
- 職場の人間関係になじめない