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2019年10月01日
コラム

働く女性のポジティブ心理学vol.5 

〜ストレスの元に気づくことから始めよう〜 

“ストレス社会”と呼ばれる今日、いやおうなく私たちはたくさんのストレスを経験します。意外かもしれませんが、ストレスがすべて悪いわけではなく、適度であれば生活に張りをもたせます。また、大きなストレスでも、うまく対処すれば心身への悪影響を減らすことができます。

 今回は、どんなことがストレスになるのか理解し、自分のストレスパターンを調べましょう。

 ストレスの原因(ストレッサー)はおもに、①人生のさまざまな出来事(ライフイベント型)と、②日常的わずらわしさ(デイリーハッスル型)に分けられます。働く人が経験する「ライフイベント型」のストレッサーは、失業、転職、転勤、配置換え、上司の交代、昇進などです。こういった変化があると、私たちは新たな課題に直面するので、とても疲れてしまいます。

 一方、職場の人間関係がよくない、小さなセクハラが続く、同僚からのいじめや嫌がらせなどは、「デイリーハッスル型」のストレッサーです。小さなことでも日常的に続くと、まいってしまいます。しかも、ストレスの元になっていることに気づきにくいのが特徴です。

ストレスチェックリスト

次の項目を5つ以上経験している人は要注意です。

  • 職場での責任が重すぎる(  )
  • 仕事関係の人たちとうまくやっていけない(  )
  • 今の仕事に不満がある(  )
  • 書き込まなければならない書類がたくさんある(  )
  • 仕事が面白くない(  )
  • 転職の決心がなかなかつかない(  )
  • 出世のことをよく考える(  )
  • 通勤が大変である(  )
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