2018年07月10日
コラム
働く女性のポジティブ心理学vol.1
〜ポジティブなこころで働こう〜
私たちがもっている強さや前向きな姿勢に目を向け、心身ともにより健康になることを目指すポジティブ心理学が、今とても注目されています。このコラムでは、女性が明るく元気に働き続けるためのヒントを、ポジティブ心理学の視点から紹介します。
ここでいうポジティブとは、高い目標を持ち、挫折や失敗した時でもあきらめることなく自分白身を励ます姿勢のことで、努力なしのお気軽な態度とは根本的に違います。
アメリカの高名な心理学者であるセリグマン教授は、うつ病の予防にポジティブシンキングが有効であることを明らかにしています。またポジティブ度が上がれば、人は幸せな気分になることもわかってきました。たとえマイナス思考な人でも、ポジティブな考え方はトレーニングで身につけることができます。そして徐々にポジティブシンキングが習慣になれば、ストレスに負けない丈夫なこころが育ちます。
このシリーズをとおして、こころのたくましい女性が職場にたくさん増えることを期待しています。まずは左のボックスで、自分のポジティブ度を測ってみましょう。
ポジティブ度チェック(当てはまるものに○をつけよう)
- いつもものごとの良い面を考えている( )
- 楽しかったできごとをよく思い出す( )
- 笑わせることで周囲を明るくするのが好きだ( )
- 新しいことを学ぶ時はわくわくする( )
- こころの中で自分を励ますことがよくある( )
- 好奇心が旺盛なほうである( )
- 人に感謝することが多い( )
- 失敗しても粘り強く努力する( )
- 誰にでも平等に対応する( )
- 自分が元気になれる方法を知っている( )
チェックの数が・・・
- 0〜4個
- 低ポジ段階:トレーニング次第でポジティブな考え方が身につきます
- 5〜7個
- 中ポジ段階:チェックの無い項目に挑戦すれば、さらにポジティブ度が上昇します
- 8〜10個
- 超ポジ段階:ポジティブなこころの姿勢を十分にもっていると思われます